パンづくりを通して、みなさまに健康と
おいしさを届け、手作りの温もりある暮らしや
スローライフのお手伝いをすること。
それが、[パン工房バビロン]のコンセプトです。
小さなパン屋ですが、ものづくりから店づくりまで、
わたしたちのこだわりが詰まってます。
バビロンでは、パンはもちろん、パンに使う副原料もできるだけ自分たちで手作りしています。
材料は、なるべく添加物はさけ、一般家庭でも手に入る、良質なものを吟味して使います。
粉はすべて自家配合で、フランス産、カナダ産、国産のものを、作るパンによって合わせます。
食材は、できるだけ新鮮で安全なものをと思い、できるだけ地元のものを使います。
いずれも、作った方や、信頼できる問屋さんから直接仕入れています。
そして、それらの材料を1グラム単位で正確に量り、丁寧に作る。とてもシンプルなことです。
パンは生きものです。パン作りはとてもデリケートなしごと。
毎日同じパンを作っていても、作り方は毎日ちょっとずつ変わります。
パン職人は、その日の温度や湿度に気を配り、醗酵の時間や焼き加減など
いろんなタイミングを、直接生地に触れたり、目で確かめて見極めます。
「ふつうのパンを毎日おいしく作りつづける」。
それは、一見当たり前のようですが、実は一番大切なこと。
小さな当たり前の積み重ねが、おいしいパンにつながると考えています。
「パンは好きだけどアトピーや食物アレルギーが心配…」というお客様にも、
安心しておいしく食べていただけるように。バビロンでは、通常のパンに加え、
卵・油脂・バター・牛乳など動物性の原材料を使わないパンも少しずつ揃えるようにしています。
それぞれのお客様が、それぞれの定番のパンを安心して選んでいただける、
そんな、すべての方に安心で喜ばれるパン屋を目指しています。
バビロンでは、パンの作り方から売り方まで、できるだけエコを心がけています。
たとえば、パンはその日に売りきれる分だけ焼き、ムダをださないこと、
パンの包装もできるだけシンプルにし、家庭ゴミを減らすお手伝いをするなど、
無理せず、できることから、ちょっとずつ。
人にやさしいパンが、環境にもやさしいパンでありますように。
バビロンは、古いものやアンティークのものが好きです。
古い棚やテーブル、ネンキの入った道具も、大切に使いつづけています
それら古いものには、年月を経た温もりと味わいがあります。
それは、まわりの時間さえもゆるやかに感じさせてくれます。
パンも、空間も、どこか懐かしさを残しながら、新しいものを生みだしていきたい。
焼きたてのパンの香りに包まれ、ゆったりとした時間の流れに
ちょっぴり幸せを感じていただけると、うれしいです。